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【プレスリリース】アンケート結果:第5回 理系外国人留学生の会社選びとキャリアプラン

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【アンケート結果】第5回 理系外国人留学生の会社選びとキャリアプラン

日本企業に就職する魅力は「雇用が安定している」(51.7%)が4年連続1位
「自分の専門分野が活かせる」「スキルが伸ばせる」「技術力の高い企業が多い」も上位に
企業側は、成長意欲の高い外国人材が活躍できる体制づくりがポイント

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※アンケート結果のニュースリリースは、下記よりダウンロードいただけます。
https://ryugakusei.com/whitepaper/15586/

理系外国人留学生の人材紹介を強みとする株式会社オリジネーター(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:長谷部 裕樹)は、当社が運営する外国人留学生就職情報サイト『リュウカツ®』(https://www.ryugakusei.com/)の登録者を対象に、日本での就職に関するアンケートを実施し、調査結果がまとまりましたので発表いたします。

【調査概要】

調査名 : 『第5回 理系外国人留学生の会社選びとキャリアプランに関するアンケート』
対象者 : 当社が運営する、外国人留学生就職情報サイト『リュウカツ®』登録者
調査方法: インターネット調査(日本語と英語で調査)
調査期間: 2023年11月       有効回答数: 302名
調査目的:
当社は、2006年より企業向けの外国人材採用支援・留学生を中心とした外国人材就職支援事業を開始。特に、理系外国人留学生の採用支援を強みとしています。本アンケートは、理系外国人留学生の実態を調査することで正確なニーズを把握するとともに、業界データとして活用していただくことを目的に実施しております。

【アンケート結果のポイント】

Q4. 日本企業に就職する魅力は、「雇用が安定している」が4年連続1位に
日本企業に就職する魅力は、「雇用が安定している」(51.7%)が4年連続1位に。次いで「自分の専門分野が活かせる」(48.0%)、「スキルが伸ばせる」(47.7%)、「技術力の高い企業が多い」(45.7%)となりました。企業側は、成長意欲の高い外国人材が活躍できる体制づくりを整えることがポイントと言えます。一方、2020年で2位だった「給料が高い」は、今年は5位に下がり、“日本企業は給料が高い”というイメージを持つ留学生は減ってきているようです。

Q5. 企業選びで重視する点は「給与水準が高い」が過去最高の割合で1位に

就職企業を選ぶ際に重視する点は、1位「給与水準が高い」(50.3%)、2位「職場環境や社風が合う」(42.4%)となり、3位「企業の知名度・ブランドイメージ」(24.5%)と差が開きました。特に1位の「給与水準が高い」は2021年から2022年で11.1ptも大幅に増えましたが、今年はさらに増え、初めて5割を超え過去最高の割合となりました。

Q6. 日本での就職で不安なことは「残業が多い」が大幅に増加し、初めて1位に

「残業が多い」(47.7%)が昨年比15.0pt増と大幅にアップし、初めて1位に。働き方改革などにより、少しずつ労働環境が改善されていますが、残業や長時間労働などはいまだに多くの日本企業の慣習としてあり、ニュースでも取り上げられています。一方、「外国人だと昇給・昇進できない」は、2021年と2022年は6割前後で1位でしたが、今年は昨年比12.4pt減の45.7%で3位に下がりました。

Q16.17.今年の求人は「多かった」と回答。来年は「もっと多くなる」と思う留学生が約6割

外国人留学生の求人について、2023年は求人が「多かった」(とても+やや)が45.7%、「少なかった」(とても+やや)が24.5%となり、多かったと感じる人が多いことがわかりました。さらに、2024年はもっと求人が多くなると思うかという質問には、「思う」(とても+やや)が57.2%、「思わない」(まったく+あまり)が13.0%となりました。

なお、24卒と25卒に就職活動の開始時期について聞いたところ、「遅くなった」と回答した24卒は、「求人がたくさんあると思い、急がなくてもよいと思った」という声が多く挙がりました。理系人材の需要が年々高まり、日本人だけでなく理系外国人留学生も売り手市場を認識し、会社を選べる状況になってきたことがうかがえます。また25卒は、「日本で就職するか迷っていた」「進学するか迷っていた」という声が多く挙がりました。反対に「早くなった」と回答した24卒は「求人がたくさんあると思い、色々な企業の選考にエントリーしたかった」といった積極的な留学生が多く、25卒は「行きたい企業の選考が早く始まった」といった企業に合わせて早期に動く留学生が多いことがわかりました。

【回答者の属性】
『リュウカツ』登録者の特長である、高学歴で日本語レベルが高い理系留学生が多数

※ 出身地域に含まれる国
・東アジア(中国,韓国,台湾,中国香港,モンゴル,その他)
・東南アジア(インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,その他)
・南アジア(インド,ネパール,スリランカ,バングラデシュ,パキスタン,その他)
・ヨーロッパ・ロシア(イギリス,ドイツ,フランス,スペイン,ロシア,北欧,その他)
・北アメリカ・南アメリカ(アメリカ,カナダ,メキシコ,ブラジル,その他)
・アフリカ(エジプト,エチオピア,その他)
・オセアニア(オーストラリア,ニュージーランド,その他)

【アンケート結果】

Q1.就職したい/現在就職している業種は?(単一回答)

「IT・情報通信」(23.5%)は5年連続1位となり人気の高い業種ですが、昨年と比べて11.4ptも大幅に減りました。2位以下は「電機・精密」(13.9%)、「エネルギー・資源・素材」(13.6%)、「自動車・重機械」(13.2%)が拮抗。「電機・精密」と「自動車・重機械」はコロナ禍で減少しましたが再び増加し、特に「自動車・重機械」は昨年比6.5pt増となりました。


Q2.働きたい/現在働いている職種は?
(単一回答)

「研究開発」が5年連続1位に。これは、回答者の6割近く(56.3%)が大学院生であることも理由の1つと考えられます。2位「システム開発」(14.9%)は昨年比8.6pt減でしたが、3位「機械設計/回路設計」(13.2%)は昨年比8.8pt増となりました。


Q3.勤務地にこだわりはありますか?
(単一回答)

「都市部が良い」(52.0%)は昨年比9.9pt減だった一方で、「都市部以外が良い」(14.2%)は昨年比8.8pt増となり初めて1割を超え、差が縮まりました。また、「勤務地にこだわらない」は昨年とほぼ同数で3割超(33.8%)という結果になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



Q4.日本企業に就職する魅力は?
(複数回答)


Q4.日本企業に就職する魅力は?
(複数回答)

「雇用が安定している」(51.7%)が4年連続1位となりました。次いで「自分の専門分野が活かせる」(48.0%)、「スキルが伸ばせる」(47.7%)、「技術力の高い企業が多い」(45.7%)となりました。企業側は、成長意欲の高い外国人材が活躍できる体制づくりを整えることがポイントと言えます。一方、2020年で2位だった「給料が高い」は、今年は5位に下がり、“日本企業は給料が高い”というイメージを持つ留学生は減っているようです。


Q5.就職企業を選ぶ際に、重視する点は?
(3つまで選択可)

1位「給与水準が高い」は2021年から2022年で11.1ptも大幅に増えましたが、今年はさらに増え、初めて5割を超えました(50.3%)。2位「職場環境や社風が合う」も4割を超え(42.4%)、この2つを重視していることがわかりました。


Q6.日本での就職で不安なことはありますか?
(複数回答)

「残業が多い」(47.7%)が昨年比15.0pt増と大幅にアップし、初めて1位に。また「敬語など日本語に自信がない」(47.0%)もほぼ同数となりました。「外国人だと昇給・昇進できない」(45.7%)は、2021年と2022年は6割前後で1位でしたが、今年は昨年比12.4pt減で3位に下がりました。


Q7.日本の企業に就職した場合、どのようなキャリアプランを考えていますか?
(単一回答)

「1つの企業でできるだけ長く勤めたい」(34.1%)が最も多く、次いで「機会があったら転職したい」(32.8%)という結果に。

クロス集計で見てみると、「機会があったら転職したい」の割合は、日本で働いたことがない人(N=176)は27.8%に対し、現在日本で働いている人(N=105)は43.8%と大きな差がありました。これは、アンケートの対象が外国人留学生就職情報サイト『リュウカツ』登録者であり、そのうち現在日本で働いている人たちは転職を検討していることが考えられるためです。


Q8.日本で就職する場合、最も就職したい企業の種類は?
(単一回答)

「日本企業」(24.2%)と「外資系企業(母国以外の企業)」(24.2%)がそれぞれ昨年から減り、同数という結果に。一方、「外資系企業(母国の企業)」(19.9%)は昨年比7.5pt増となり、差が縮まりました。最も多かった「特にこだわらない」(30.8%)は、昨年とほぼ同数で、企業の種類にこだわらない人が多いことがわかりました。

Q9.その理由は?(自由記述、抜粋)

●「日本企業」を選んだ人

・日本企業は安定性が高いから
・研修制度が充実しているから
・日本は諸外国と比べて非常に治安が良く、また様々な福利厚生があるから
・日本人の仕事の進め方が素晴らしいため
・日本語を使って仕事がしたいから
・以前から日本企業で働きたいと考えており、日本の文化や自動車産業を高く評価しているから
・日本人の労働倫理、規律、マナー、考え方について多くを学ぶことができるから
・国際的な環境を経験し、自分の能力を新たな方向に押し進める絶好の機会になり得るから。

●「外資系企業(母国の企業)」を選んだ人

・日本語と母国語の両方が使えるから
・仕事の環境に慣れやすいから
・もしも母国に戻ることを決めた時に、会社の支社に転勤することができるから
・母国に赴任する可能性もあるから
・一般的に、日本企業よりもフレキシブルだと思うから
・母国の企業の発展に貢献したい
・自分の国と日本の架け橋になりたいから

●「外資系企業(母国以外の企業)」を選んだ人

・外資系企業の方が、給料が高いから
・日本企業では昇進が難しいから
・日本企業のビジネス環境の上下関係が厳しい
・外資系企業の方が、柔軟性がある
・社風が自由、オープンな考え方
・英語と日本語を使える環境で働きたい
・多様な国籍の人と関わることによって視野が広がるから
・外資系企業は活気があり、リスクテイカー(挑戦する人/組織)で学ぶ機会が多く、最新技術に触れる機会が多い
・自分の英語力・日本語力・母国語力や、今までの学歴・職歴を活かして、よりグローバルなビジネスに携わりたい

●「特にこだわらない」を選んだ人

・「会社の業績」と「自分の専門性が活かせるか」で決めているため
・日本での仕事を通じて、自分の専門分野での実務経験や知識を深めることが主な目的なので、
その目的が果たせるのであれば、どのような会社であっても特にこだわりはない
・若いうちにたくさん経験を積みたいので、どんな企業でもチャレンジしたい
・職場環境や会社の価値観の方が重要
・社風が合うなら、特にこだわらない
・給料が十分であれば、国内企業でも外資系企業でも構わない


Q10.インターンシップに参加する場合、何を期待しますか?
(複数回答)

約8割(78.5%)が「職業体験を通じて、仕事内容を理解すること」と回答。次いで「職場の雰囲気や企業の社風を知ること」(61.3%)と「業界について理解を深めること」(60.6%)が約6割となり、ほぼ同数になりました。


Q11.インターンシップに参加しないもしくはできない主な理由は?
(複数回答)

半数以上(53.0%)が「忙しくて時間がとれないから」と回答。学業とインターンシップの同時進行は忙しく、両立は難しいと考える留学生が多いようです。次いで「興味のある企業が募集していないから」(28.8%)と「どの企業に参加したらよいかわからないから」(28.5%)が約3割となり、ほぼ同数になりました。


Q12.エントリーする/した企業の情報をどこから入手しましたか?
(複数回答)

最も多かったのが「大手就職情報サイト」(56.8%)で、次いで『リュウカツ』などの「外国人留学生向けの就職情報サイト」(46.3%)という結果になりました。日本人学生と同様に、外国人留学生も求人情報やインターンシップ、説明会、合同就活イベントなど効率よく情報収集できる就職情報サイトを活用していることがわかりました。


Q13.会社選びやキャリアプランに関して、円安の影響はありますか?
(単一回答)

昨年は「ある」と「ない」がほぼ同じ割合でしたが、今年は「ある」(26.2%)が昨年比7.8pt減、「ない」(42.4%)が昨年比6.5pt増となり、差が開きました。

 

 

 

 

 

 

 

 


Q14.(Q13「ある」と回答した方)具体的にどのような影響がありますか?(自由記述、抜粋)
Q14.(Q13「ある」と回答した方)具体的にどのような影響がありますか?(自由記述、抜粋)

・日本で働くか母国に戻るか迷ってしまった
・円安が進むと、日本でもらえる給料が母国より低くなる
・母国の最低賃金より安くなるので、転職したい
・日本での生活費も増え、母国に送金するお金も母国の通貨に変換したら低くなる
・円安と物価高を考えると、長く住むのは難しいかもしれない


Q15.日本に住み続けたいと思う、一番の理由は何ですか?
(自由記述、抜粋)

・友人や知り合い、家族がいるから
・生活水準が高く、治安がいいから
・インフラ整備の充実
・美味しいものがいっぱいある
・日本の季節と文化が好きだから
・日本のアニメや漫画が大好きだから
・円安になったとはいえ、従来の給料でも健康で幸せな生活を送るには十分だから
・キャリアの機会、交通の便、生活圏の面で便利。通勤も簡単で、コンビニや自動販売機はどこにでもある
・子供の頃から日本が好きで、目標に向かって常に日本にいたいと思っていた。日本の自動車産業が好きで、その大きな一部になりたいと思っている。
・母国よりキャリアアップの機会が多い
・日本人の働き方や技術などを学びたい
・日本の半導体産業が世界的に有名で、先進的な技術と革新的な研究が行われているから
・自分の専門分野では、日本の企業がトップ企業を多く占めているから
・日本企業は基本的に定年まで働けるから
・せっかく日本語を勉強したので、しばらく日本で働きたい。また、日本で働いた経験は、母国に戻る時にプラスになる
・初任給が自分の国よりずっといい。寮や手当などの特典がある。特に新卒者向けの研修が用意されている


Q16.外国人留学生の求人について、2023年は求人が多いと感じましたか?
 (単一回答)

「多かった」(とても多かった+やや多かった)が45.7%に対し、「少なかった」(とても少なかった+やや少なかった)が24.5%となり、2023年の求人が多かったと感じる人の方が多いことがわかりました。

 

 

 

 

 

 

 

Q17. 外国人留学生の求人について、2024年はもっと求人が多くなると思いますか? (単一回答)

 

Q17.外国人留学生の求人について、2024年はもっと求人が多くなると思いますか? (単一回答)

「思う」(とても思う+やや思う)が57.2%に対し、「思わない」(まったく思わない+あまり思わない)が13.0%となりました。

Q16で2023年の求人が多かったと感じる人が45.7%もいましたが、2024年はさらに求人が多くなると思う人が57.2%にも上りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

なお、24卒と25卒の

なお、24卒と25卒の留学生にそれぞれ就職活動の開始時期について聞いたところ、「遅くなった」と回答した24卒は、「求人がたくさんあると思い、急がなくてもよいと思った」といった声が多く挙がりました。理系人材の需要が年々高まり、日本人だけでなく理系外国人留学生も売り手市場を認識し、会社を選べる状況になってきたことがうかがえます。また25卒は、「日本で就職するか迷っていた」「進学するか迷っていた」といった声が多く挙がりました。

反対に「早くなった」と回答した24卒は「求人がたくさんあると思い、色々な企業の選考にエントリーしたかった」といった積極的な留学生が多く、25卒は「行きたい企業の選考が早く始まった」といった企業に合わせて早期に動く留学生が多いことがわかりました。



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 【会社概要】 株式会社オリジネーター(https://originator.co.jp/

[代表者] 代表取締役 長谷部 裕樹  [設立] 2001年12月  [資本金] 1,000万円
[所在地] 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-19-12 monparte北参道6階
[主な事業内容] 外国人材採用支援事業 『リュウカツ®』https://www.ryugakusei.com/
あああああああ外国人材活躍支援事業(各種研修、定着支援等)
[事業許可] 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-300900  一般労働者派遣事業許可番号 派13-ユ-302460

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