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履歴書の書き方

採用されるような履歴書を用意しましょう。

履歴書は学歴や職歴、取得している資格・免許などを伝えるための書類です。書き方や内容で人物像が判断されるケースも少なくありません。正確に記入することはもちろん、分かりやすく丁寧に記入することを心がけましょう。

準備

履歴書の用紙は文房具店や学校の購買部、コンビニエンスストアなどで販売されています。一般用(学校を卒業して初めて就職する学生向け=新卒者向け)の他に、転職者用やアルバイト・パート用などもありますので購入の際には注意しましょう。
複数の企業に応募する場合は、各企業にそれぞれ履歴書を提出することになります。その際、コピー(複写)は行わず、1通ずつ各企業に向けた内容をよく考えて作成することが大切です。
履歴書に記入する際は黒いボールペンを使用します。記入に間違いがあった場合は、修正液や字消し線による修正をおこなわず、新しい用紙に記入し直します。事前に別の紙に下書きをしたり、鉛筆で下書きをしてから、清書すると良いでしょう。
※最近は、電子ファイルで作成する履歴書が一般的です。文字の書き方も見る企業では、手書きの履歴書の提出を求めることがあります。電子ファイルと手書きの作成、どちらがよいのか、確認しましょう。

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左面の記入・作成

  1. 日付
    提出する企業に持参する場合は当日の日付を、郵送する場合は履歴書を投函する日の日付を記入します。
  2. 写真
    指定の寸法にきれいにカットし、油性ペンなどで裏面に氏名を書いてから、傾かないようにのりで貼り付けます。
  3. ふりがな(フリガナ)
    「ふりがな」と書かれている場合は平仮名で、「フリガナ」と書かれている場合は片仮名で記入します。
  4. 氏名
    フルネームを正確な文字で記入します。
  5. 現住所・連絡先
    都道府県から記入し、アパートやマンションの名称・部屋番号も省略せずに記入します。ふりがな(フリガナ)は漢字の部分にだけ書けばよいでしょう。
    ※連絡先は、現住所以外に連絡を希望する場合のみ記入します。
    履歴書 左面の記入・作成
  6. 学歴
    1行名に「学歴」と記入した上で2 行目に高校卒業の入学年月・卒業年月を記入します。
    大学・短大・専門学校については学部・学科・専攻も記入します。現在在学中の場合は、最終行に卒業予定年月を記入した上で、「○○大学○○学部○○学科卒業見込み」などのように記入します。
    ※学校名などは省略せずに記入します。
  7. 職歴
    新卒者の場合など、ない場合は、空欄のままにしておきます。
    アピールになるのであればアルバイトやインターンシップの経験を記入しても良いでしょう。その場合、1行目に「職歴」と記入した上で2 行目以降に内容を記入します。
  8. 賞罰
    1 行目に「賞罰」と記入した上で2行目以降に内容を記入します。特に記載する項目がない場合は「なし」と記入してください。
    ※「賞」は国・州・県レベル、あるいは社会的に認められた権威のある賞や奨学金の受賞歴を記入します。

右面の記入・作成

  1. 免許・資格
    持っている免許・資格の正式名称を取得年月順に記入します。数が多い場合は仕事に関係のあるものを抜粋して記載します。なお、取得を目指して勉強中のものがあれば、その旨を記入しても構いません。
  2. 特技・趣味・得意科目等
    自分らしさをアピールするために必要な内容です。「特になし」などとせず、必ず記入しましょう。仕事に関係ないものでも構いません。 特技の場合は経験年数などを書くのも良いでしょう。「読書」「旅行」などといった一般的な趣味の場合でも、「読書(特に日本の歴史に関するもの)」「旅行(ローカル線と路線バスで全国各地を旅すること)」などと言葉を加えると、より担当者にあなたの印象が伝わるでしょう。
  3. 志望の動機
    「その企業の何に魅力を感じて応募したのか」「自分は、その企業に対してどのように貢献できるのか」「どんな知識や経験を生かして、どんな仕事をしたいのか」を自分の言葉で、できるだけ具体的に書きます。履歴書の中でも最も重要な項目です。リュウカツのセミナーを受講するなどして、よく準備して書きましょう。
  4. 本人希望欄
    自分のやりたい仕事が明確な場合は、その意志を伝えるために希望職種を記入すると良いでしょう。給料・福利厚生・勤務地などの諸条件については、どうしても譲れない場合以外は記入を控えます。特に記入する項目がない場合は空欄にせず「御社規定に準じます」と書きます。

提出の前に

誤字・脱字や不適切な言葉がないか、フォントが統一されているか、文字数が適切かなどよく確認しましょう。時間に余裕をもって作成し、できるだけ日本人の友人や学校の就職支援担当者に目を通してもらいましょう。
オンラインで提出する際は、指定のファイル形式やサイズを確認しましょう。
郵送や持参して提出する際は、鉛筆で書いた下書きをていねいに消しましょう。この場合、封筒にいれて提出しますが、封筒の表面には「株式会社○○○ 人事部 ○○樣」あるいは「株式会社○○○御中」などと提出先を記入し、さらに「履歴書在中」と封筒の表面に記入しましょう。また、封筒の裏面には自分の氏名・住所を記入しておきます。
※「履歴書在中」のみ赤ペンで記入。その他は黒いペンで記入します。

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