先輩インタビュー

INTERVIEW

R.C.さん

  • インタビュー日
    2022年10月4日
  • 国籍
    バングラデシュ
  • 入社
    機械メーカー入社
  • 就活開始時期
    2021年6月
  • ポジション
    技術職
  • 学校・専攻
    第一工科大学

3年生の6月から就職活動を開始

留学した当時から将来は日本で働くと決めていたため、大学3年生の6月から就職活動を始めました。最初は大学の説明会に参加し、そこからインターンシップに合計30社ほど参加しました。授業が少なかったことや、コロナ禍でオンライン開催のインターンシップが多かったこともあり、時間を有効に使うことができたと思います。

たくさんの企業のインターンシップに対面やオンラインで参加しましたが、IT企業以外、特に機械メーカーで働くのであれば絶対に対面をおすすめしたいです。会社の雰囲気やどんな人が働いているかわかりやすいだけではなく、その会社で作られている機械に実際にさわり、見ることができるからです。

企業を選ぶ基準は、「どんな仕事をやりたいか、それをその会社でできるのか」と「会社の雰囲気」を重視しました。やりたい仕事ができても、雰囲気が良くなかったら働き続けることはできません。そのためにもインターンシップに参加して雰囲気を知ることが大切です。

 

就活で難しかったこと

やはり面接です。突然のいろいろな質問に正しい回答をしなければいけませんし、同じ質問でも会社によって回答を変えることも必要だからです。

私は11月から面接を受けていましたが、志望動機や自己PR などは特によく考えて答える必要があったので、最初はうまくできませんでした。

本格的に就職活動が始まる3月までたくさん練習して、ようやくしっかり答えられるようになっていきました。日本語力が心配で内定をもらえるか不安でしたが、12月に1つの会社から内定をもらって自信がついてモチベーションも上がり、そこから先の就職活動も頑張ることができました。

 

企業を知ったきっかけ

実は、就職活動を始めたばかりのころはIT企業を目指していました。しかし、インターンシップや説明会に参加して、ITの仕事はとても幅広いということがわかってきました。最初はWEB系の仕事に関心がありましたが、それだけでは自分のできることの幅が狭くなってしまう、もっといろいろなことを勉強したいと思うようになり、さまざまな企業を選択肢に入れるようになりました。

そんな時に、リュウカツからおすすめされて個別説明会に参加したことが、入社する企業を知ったきっかけです。

そのときは、人事の方から技術について説明してもらっても正直よく理解できず、この機械でどうやってITの技術を使うんだろうと思っていました。しかし、2月の対面インターンシップに参加して、実際の機械を見ながら丁寧に説明をしてもらい、そこでようやくIT技術との関連性がわかり、興味を持つことができたのです。

 

先輩の外国籍社員と話して入社を決めた

いくつか内定をいただいていた中で入社先の企業を決めた大きな理由は、外国籍社員の先輩と話すことができたからです。

他の企業では内定後に先輩社員と話す機会がなく、本当の雰囲気を知ることができませんでした。実際に働いている先輩から働き方や仕事のことなどを聞けたことは、留学生としてとても安心感がありました。最終的に、ソフトウェア、ハードウェア両方に関わって成長できるチャンスがあり、先輩の外国籍社員と話す機会を用意してくれた機械メーカーに入社を決めました。

 

後輩へのアドバイス

まずは「就職活動は、なるべく早く始める」ことが大切ですが、その中でもこれから就職活動を始める留学生にいくつかアドバイスがあります。

・インターンシップや説明会にたくさん参加する

企業や他の学生から学ぶことがたくさんあるし、参加してやっぱり違うと感じることもあります。まずは参加してコミュニケーションを取ることが大事だと思います。

・面接の練習はしっかりやる

12月から、練習をしたほうがいいと思います。3月からは本格的に始まるので、たくさん会社を受けて面接に慣れておくことも必要です。

・働くうえで大切にしたいことを考える

就職活動をやっていると、途中でどんな会社を受けたらよいのかわからなくなってしまうことがあります。自分が大切にしたいことは何なのか、よく考えて就職活動を進めることが大事です。

まずは会社を調べて興味がある会社をリストアップし、できるだけたくさんインターンシップや説明会に参加して、自分に合う企業を見つけてほしいです。

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