L.S.さん
- インタビュー日
- 2015年9月2日
- 国籍
- タイ
- 入社
- 旅行会社入社予定
- 就活開始時期
- 2015年4月
- ポジション
- 総合職
- 学校・専攻
- 明海大学経済学部
日本の文化を伝える仕事を選びました
最初に日本に来たときは日本語を話せなく、寂しくてタイに帰りたいと思いました。少しずつ日本語を話せるようになり、日本の文化を深く知るようになりました。日本には冬だと雪が降り、秋だと紅葉が見られます。タイには日本ほど大きく季節の変化がありません。
旅行会社に入社することになりましたので、もっと勉強して、日本の観光地が季節によっていろんな魅力があることを多くの人に伝えたいと思います。
就活成功のポイント
最初は専門学校のホテル学科で学び、そのあと大学に進学して経済を学びました。将来、ホテルで仕事をしたら良いのか、それとも経済の知識を活かして普通の会社で仕事をしたほうが良いのか迷ったために、就活を始めた時期が少し遅くなりました。志望業界であったホテル以外の企業説明会も聞きに行きましたが、自分に向いているのはサービスの仕事であると確認しました。説明を聞きに行ったのは5社、エントリーシート(ES)を提出したのは3社、面接を受けたのは2社です。
タイ人留学生のネットワークで、リュウカツを知りました。他の就職サポート会社にも登録していましたが、メールだけでなく、電話をもらうことがあり、リュウカツは留学生を助けてあげたいという気持ちがある会社だなと分かりました。ホテルの選考がうまく行かなく、他のホテルの仕事に近い業界や会社を探していた時に、リュウカツから旅行会社の案内をもらい、説明会に参加しました。
コンサルタントの関口さんに相談したらESの書き方を教えてもらいました。また、面接の練習もしてもらい、マナーや注意点を教えてもらったので、リラックスした気持ちで面接に行くことができました。
就活で大変だったのは、企業がどんな点をみているのか、わからないことです。会社で使われる言葉は、敬語や独特な言葉づかいがあって、理解することが難しいと思いました。一回聞いて理解できない時に聞き直したほうが良いのか、聞かずに答えたほうが良いのか分かりませんでした。そこで、「私はこのように理解しましたが、合っていますか」と聞くようにしました。このように確認すると、理解が違うとき、企業の人は説明してくれますので良かったと思います。
後輩の人たちに伝えたいことは、説明会のときの態度も大事だということです。私はグループディスカッションとグループ面接のあと、最後の個人面接をしないで内定をもらうことができました。
また、志望していた会社がうまく行かない場合もあるので、他の業界の企業も見て、準備しておいたほうが良いと思います。
将来の仕事について
ホテルでアルバイトをしていたとき、お客様から観光地について聞かれることがよくありました。自分が行ってみないと説明できないと思って、川越まで行ったことがあります。そしたらうまくお客様に説明でき、喜んでくださったので、うれしかったです。実際に見に行くと、「新宿からこちらの電車に乗って、駅に着いたらこちらの出口に出て、このくらい歩くと着きます」と詳しく説明できます。旅行会社に入社したら各地を見て回り、上手にお客様に伝えられたらいいですね。
将来は、海外から来たお客様の旅行のプランを作ってみたいです。皆で話すと自分が思いつかないような良いアイディアが出るので、会社に入ってもそんな風に仕事をして、良いサービスを提供できたらうれしいですね。また、旅行で困っているお客さんがいたら、タイ語と日本語を使ってお手伝いしたいと思います。自分ができることで会社に役立つのであれば、タイに出張するなど、海外でも仕事をしてみたいと思います。