先輩インタビュー

INTERVIEW

M.A.さん

  • インタビュー日
    2016年1月19日
  • 国籍
    スペイン
  • 入社
    精密機器メーカー入社
  • 就活開始時期
    2015年4月
  • ポジション
    技術職
  • 学校・専攻
    法政大学大学院 デザイン工学研究 システムデザイン専攻

技術の理解を通して日本の社会を知りたい

日本に来たのは4年前です。日本の文化や、発音がスペイン語に似ている日本語があったことから、子供のころから日本に興味がありました。来た当初は大変でしたが、面白いこともたくさんありましたね。ずっと来たかった国だから夢をかなえているという実感があり、頑張りました。日本語学校に1年半通ったあと、法政大学大学院に入学しました。

私は、日本の技術がどうしてそのように発展したかということを考えながら、日本の社会を理解しようとしています。たとえば、なぜ日本の電車は時間通りに運行されているのか。きちんとやるというという日本人の人柄が根底にあるのだと思います。東京の街を歩いたり、建物やお寺を見たりして、スペースのあり方、建物の組み方などの日本の技術を理解しながら、同時に日本社会を知ろうとしています。

スペインの大学でプロダクト開発や分析などの工学を専攻し、法政大学ではシステムデザイン、電子工学を勉強しました。日本の技術について子供のころから学びたかったので、日本が強みとする精密機械メーカーに就職できて本当に良かったです。

就職活動の大変だったこと

大学院2年生が始まったころから就職活動を始めました。マイナビやリクナビに登録して、エントリーシートを出していました。リクナビで応募しても「当社は外国人を募集していません」と言われると、国籍が違うという理由で断られることをとても残念に思いました。

全部で5、6社にエントリーシートを提出し、3社の面接を受けました。応募の数は多くないですが、一つひとつを丁寧に準備し、分析してのぞんだつもりです。それでも、インターンシップに参加し、工場見学もした企業から内定をもらえず、とてもがっかりしました。秋になると周りのクラスメートが大体、内定が決まり、さらに焦りました。その時、友達からリュウカツを紹介してもらい、連絡しました。

リュウカツで助けてもらったこと

リュウカツのコンサルタントの関口さんに会ってからすぐに企業をいくつか推薦してもらいました。関口さんはどの企業が私に合うかの意見もくれました。また、企業とのやり取りもしてくれ、面接まで進むことができました。面接で聞かれる可能性が高い質問についてどういう言葉を使ったらよいか、一緒に考えてくれましたし、ビジネスのマナーについても教えてくれました。

関口さんは、いままでで一番、就職活動を手伝ってくれた人だと思います。メールにすぐに返答をくれ、最後まで応援してくれましたから、大切にしてもらっているという印象を持ちました。

入社して学びたいこと、将来やりたいこと

入社する会社は、ビザの専門家がサポートしてくれるので安心です。まだ配属先は決まっていませんが、プロダクトの設計や分析をすることになるのではないかと思います。最初の3か月は研修を工場で受けて、その後、オフィスで働くことになります。この会社では、小さなカメラやスマホなどの端末機器のプラスチックを開発します。将来は端末や、セグウェイなど、人が身近に使う、移動できる機器を開発したいと思います。学部で学んだこと、日本で学んだことをあわせて、これから努力します。

後輩の留学生の皆さんは、これからの就職活動でうまくいかないときでも、あまり落ち込まず、リュウカツのような留学生の就職サービスを利用して、内定まで頑張ってほしいと思います。

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