先輩インタビュー

INTERVIEW

Y.W.さん

  • インタビュー日
    2016年1月29日
  • 国籍
    中国
  • 入社
    ホテル予約受付
  • 就活開始時期
    2015年8月
  • ポジション
    総合職
  • 学校・専攻
    首都大学東京

日本に留学したきっかけ

大学3年生のとき、中国の日本料理店でアルバイトし、日本人の仕事に対する真面目さ、他人に対する親切さを知り、今よりも日本人の情報がすくない時代でしたのでびっくりしました。チャンスがあったら日本に行きたいと思いましたので大学卒業後、英語教師として2年間働きお金をためて留学しました。

日本語学校でとても大事なことを教わりました

日本語学校で日本語以外に教わったことが就職活動で役に立ちました。それは「日本で生活するなら悪いことがあったら、まず謝ってから事情を説明することが大事」ということです。

電車が遅延し、学校に遅れたとき、自分の原因でなくても、まず謝ることを教わりました。なぜ遅れたか、相手の人が知らないので、まずは謝って相手の気持ちに配慮してから説明するためです。謝り方も「すみません」より「もうしわけありません」と言ったほうが良い印象を伝えられる、ということも教わりました。

私たち留学生にとって、悪くないのに謝ることは不思議なことで、最初は理解できませんでした。それでも先生は、相手の気持ちに配慮する大事さを繰り返し教えてくれました。日本語学校を卒業した後、このことが大事なことであると理解できるようになり、教わったことに感謝しました。首都大学に研究生として在籍し日本の建築文化を学びながら、就職活動を始めました。

リュウカツで希望する仕事を見つけすぐに応募しました

就職活動で4つくらい就職サイトに登録しましたがたくさんメールが来て、一つひとつをくわしく見ることができませんでした。そのなかで、リュウカツで見つけたホテルの電話オペレーターの仕事は、希望に合うので興味を持ち、応募したところ選考が進みました。

コンサルタントの松井さんからお仕事についてのくわしい説明を聞き、履歴書や面接の準備をしました。また松井さんと模擬面接をすることで日本企業の面接の雰囲気を経験できましたし、本番の面接よりも難しい質問を松井さんが出してくれたので、仕事のことを深く考える準備ができましたね。

実は応募してから内定を得るまで、リュウカツとしか連絡しないくらい、順調に選考が進みました。そして1社に応募し、面接1回で内定をもらいました。本当は2回面接を受ける予定でしたが、専務が1回目に出席してくださり、私のことを気に入ってくださったので2回目の面接が不要になりました。日本で初めて面接を受け、すぐに内定をもらったので日本人の友達からびっくりされました。運も良かったし、準備をしっかり行ったことも良かったのでしょうね。

就活の成功ポイント

留学生は日本語力をあげることと真面目さを大事にしてください。日本語学校に通っていたときは良い成績でしたが大学院に進学したら日本語力が全然足りないと気づきました。多くの人と接触するほど不足を感じます。日本にいる中国人だけと付き合わないで、多くの日本人と話し、社会に溶け込む真面目さを大事にすれば仕事でも生活でも役立ちます。まず日本人の考え方を受け入れ、実践することを心がけていたため他の留学生より日本人の考え方や仕事の仕方をよく理解していたことが良かったと企業の方からも評価いただきました。

これからのお仕事について

今は訪日外国人が増えていますから、将来的に会社内で外国人専門のグループを作る予定だそうです。私が最初のメンバーになりますので、少しプレッシャーがあります。仕事の仕方をはやく先輩方から学びたいです。

私が中国人観光客のガイドのアルバイトをしたとき、中国人の団体に周りの日本人が困った表情をしたことがあり、気になりました。

一方で、日本の仕事では細かい確認が必要なことも多く「必要ではないのでは。効率が良くないのでは。」と思うことがたまにあります。

両方の文化に良いところがあります。両方のことを理解する立場として自分が頑張らないといけませんね。

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