先輩インタビュー

INTERVIEW

N.M.さん

  • インタビュー日
    2016年3月15日
  • 国籍
    ベトナム
  • 入社
    IT企業入社
  • 就活開始時期
    2015年7月
  • ポジション
    技術職
  • 学校・専攻
    ハノイ工科大学 電気電子専攻

日本に来たときは電車の乗り方に苦労しました

ベトナムで4年間、電気設計する会社で働き、その後、ベトナムで日本語を6か月、勉強してから留学しました。留学した当初、生活で一番大変だったのは電車に乗ることでした。電車がたくさんあり、日本語だけで表示されていて、どの電車に乗ったら良いかわかりません。日本語学校でも周りの学生より日本語力が低いと思い、いつも心配でした。

アルバイトで日本語をたくさん使うことで、日本語を上達させるよう頑張りました。居酒屋のキッチンで働く予定でしたが、話す練習が必要なのでドリンクを作るホールの仕事をさせてもらいました。この仕事で日本語を話す練習ができたのが良かったですね。その後、企業でインターンシップを経験したことで早く働きたいと考え、就職活動を始めました。

リュウカツから紹介してもらった企業に入社

外国人として就職活動をすることは大変でした。ハローワークに行って、仕事のファイルを見て、自分ができそうな仕事を探しました。また、ハローワークのジョブフェアで知った電子機械開発企業の面接を受けましたが、うまく行きませんでした。その時、ちょうどコンサルタントの関口さんから仕事を紹介してもらったのが、入社することになった会社です。

それまでグループ面接を受けた経験がありましたが、面接で何を話したら良いかわからず、うまくできませんでした。関口さんに面接の練習をしてもらい、少しずつ話ができるようになりました。特に日本人の考え方を説明してもらったことが良かったです。本番の面接ではとても緊張してすぐに言葉が出てこないことがありますので、練習が大事ですね。

全部で3回の面接を受けました。最後は社長や役員の方々との面接でした。日本の企業との面接では細かい部分まで注意する必要があります。面接の答え方に正解はないと思いますが、最終的に合格をいただけ、安心しました。企業との相性が良かったのか、性格を評価してもらえたのかもしれません。他の会社からも面接の連絡をもらいましたが、この会社から内定を頂きましたので就活を終えました。

入社してからのこと

入社する企業ではITシステムを作っていて、近い将来にベトナムに進出する予定があります。この会社は初めて外国人を採用するので、責任が重いのではないかと思います。でも、もう一人ベトナム留学生が一緒に入社します。優しい仲間なのでこの点は安心です。

入社したらプログラミングでソフトを開発する仕事をしますが、私は大学でITを勉強したわけではないので、この点は少し不安です。今は入社までにITのプログラミングの本を読んで勉強しています。ベトナム語で読むのではなく、日本語で読んで勉強したほうが仕事に早く慣れるので、頑張って日本語で読んでいます。1回読み終わりましたが、あと2,3回読んでもっと勉強しようと思います。

後輩の留学生へのメッセージ

私と同じように大学ではなく、日本語学校や専門学校に通っている人留学生もいると思います。私も、日本の大学を卒業したわけではなく、日本語も上手ではなかったので心配でしたが、やりたいことを調べ、頑張りました。就職活動は大変ですが、早く始めたほうが良いです。一生懸命勉強すればきっと就職できると思います。失敗も勉強になりますから難しくても、まずやってみてほしいと思います。

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