A.N.さん
- インタビュー日
- 2017年5月2日
- 国籍
- インドネシア
- 入社
- IT企業入社
- 就活開始時期
- 6か月
- 学校・専攻
- 千葉大学大学院融合科学研究科 ナノサイエンス専攻入学
日本へ留学した理由
大学に進学するとき、インドネシアと日本の大学、両方を受験しましたが、1000人のうち20人ぐらいしか合格できない日本政府の奨学金プログラムに合格でき、留学しました。日本語学校に通ってから、高専、大学、そして大学院まで進みました。
大学院1年生の冬に、ITやプラント、メーカーなど5社の1dayインターンシップを経験しました。インターンシップに参加したことで、企業はどういうところなのか、また会社を選ぶときに何を大事にしたいか理解できるようになりました。
私が企業や仕事を選ぶときに大事にしたのは、人を楽しませることができる、人の役に立てる仕事ができることでした。私は大学でダンスの活動をしていて、人に感動を与えるという目的に向かって、みんなで一つになって活動することがとても大事と思っていました。
そこで面白さを伝えるためにストーリーを作り、企画するゲーム業界を目指しました。全部で20くらい受験した企業のうち半分がゲーム関連、残りがメーカーやIT企業でした。実際に選考が進んだのは、ゲーム関連以外の企業でした。
面接から入社する企業決定まで
最初に面接を受けたIT企業で2次面接まで進みましたが、選考に落ちました。そのときに、通過できなかった原因をリュウカツから説明してもらったことが成功への大きなきっかけとなりました。実際に、その後の面接はすべて通過できるようになりましたので、この経験がなかったら、結果は大きく変わっていたと思います。
最終的に4つの企業から内定をもらいました。どの会社も面接は3回でしたが、選考の方法やスタイルは企業によってさまざまです。次の面接で質問されることを教えてくれる企業もありましたし、最終面接で「内定を出します」と言われ、「どの企業に入社するか迷います」と言ったら、「正直ですね。でも、自分で考えて決めれば良いです」と好意的に話してもらった企業もありました。どの企業に入社するか考えたとき、こうした会社の雰囲気のほか、業界の大きさ(広さ)、専門性との関係、社会への影響力、勤務地など様々な点から検討しました。
最終的に出した結論は、自分にとって一番厳しい環境がある企業です。私は、日本に来て今年で8年目です。高専でも女子一人しかいなく、大変なことばかり経験してきましたから、急に楽な環境になったら成長できないのではないかと怖く思います。難しい環境を選んで、頑張って成功したら、普通の人よりかっこいいんじゃないかなって思います。これからもチャレンジを続けて、なにか大きいものに名前を残し、「かっこいい人」になることが私の目標です。入社したら、まずSE(システムエンジニア)になります。SEは、プロセスを簡単にし、便利なシステムに関わることですから、楽しみです。
後輩へのアドバイス
就活では、自分の失敗の原因をきちんと理解し、対策を行うことが大事です。
私の場合、失敗したとき、就活の早い段階でその原因をリュウカツから指導してもらったことが大きかったです。ですから、自分一人でやろうとせず、友達、リクルーターなど利用できる人やリソースは積極的に使ってください。