先輩インタビュー

INTERVIEW

D.L.さん

  • インタビュー日
    2015年9月14日
  • 国籍
    中国
  • 入社
    電気機器メーカー入社
  • 就活開始時期
    2015年6月
  • 学校・専攻
    九州工業大学大学院 生命体工学研究科人間知能システム工学専攻

スタートが遅くても、全力でがんばりました

「今年の就職状況は良いから、まず就活をやってみて駄目だったら博士課程に進むことを検討してはどうか」というアドバイスを先生から頂き、就活を始めました。

他の人たちは既にスタートしていた時期で私は遅いスタートでしたので、企業の人事やOBと会ってどんな話をしたら良いか全然わかりませんでした。履歴書の書き方や、志望動機の伝え方も分かりませんでした。

エントリーした企業のうち工場見学や説明会に行ったのは8社、面接を受けたのは7社、最終面接まで進んだのは5社です。7月の1ヶ月間は、東京や大阪まで夜行バスで行き、カプセルホテルに泊まる日々が続き、とても忙しかったです。

入社する予定の企業は、自分が学んだ内容に合っていたので、どうしても入社したいと思いました。人事の担当者から企業の印象を聞かれたとき、「志望度を5つ★で表すとしたら、6つ★です」とアピールし、内定をもらうことができました。

就活成功のポイント

中国で一流大学受験に失敗したあと、日本で再チャレンジしようと考え、2008年4月に来日しました。最初の2年間は静岡で日本語を勉強し、2010年4月に九州工業大学機械知能工学科に入学しました。この学科では機械、電気、情報を学ぶことができましたので、就職においては良かったかもしれませんね。仕事で幅広い知識を応用することができると思います。

先に就活をしている友達からリュウカツのことを教えてもらいました。登録をすると、コンサルタントの曹さんから連絡があり企業の紹介と面接の練習をしてもらいました。それまで面接のことを何も知らなかったので、とても役立ちました。

就職活動の難しいことは主に3つあると思います。まず履歴書です。企業の担当者に良い印象を持ってもらうために、いろんな人にチェックしてもらい、きれいな文章を書く必要があります。私もたくさん失敗して、何十枚と書きました。

次に面接対策です。面接の練習をして、事実を伝えるだけでなくどういう風に自分をPRすることができるかを理解しました。また、ある企業の担当者からは、面接はビジネスと同じで、応募者は商品・販売者であり、面接官が消費者であるのだから、消費者の心をつかむためわかりやすく説明とPRをしなければならない、と教えてもらいました。このことが分かるようになって、履歴書もうまく書けるようになりました。

最後は、行きたい企業についての情報収集です。私は、中国語、日本語それぞれのホームページを見て、社員のインタビューなどで企業研究をしました。自分と企業がどの点でつながれるのか。それを志望動機にしていくことが大事です。

後輩の留学生に伝えたいこととしては、まずリュウカツに登録することです。他の有名な就活サイトにも登録しましたが、リュウカツのコンサルタントから留学生専用のサポートを受けられたことが、成功のポイントだったと思います。

そのほか、積極的に工場見学や説明会に行って、自分の価値を高められるチャンスを探すことと、できるだけ日本人学生や先生に相談してアドバイスをもらい新しい視点をつかむことです。

就活は、自分の価値を客観的に知ることで成長できた機会でした。入社する企業では、最初の3〜5年は研究開発をすることになると思います。そのあとは、セールスや技術生産など、いろんな部署を経験してみたいです。研究以外のことにも挑戦し、これからも成長したいです。

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