就職活動A to Z

日本の就職活動って、どんな流れになっているの?
どんな風に行動すればいいの?

就職活動とは、自分の人生の中で多くの時間を過ごす「働く場所」「仕事」を探す、大切な活動です。これは、皆さんの母国も、日本でも、変わらないことと思います。
だからこそ、自分でよく考え、行動し、就職活動を成功させてください。
以下は、日本の一般的な就職活動の流れです。よく確認し、理解しておきましょう。

一般的な就職活動の流れ

自己分析~自分がどんな仕事を、どんな会社でしたいか考える

就職活動で最初にすることは、自分の考えを整理し、今後の方針を決めることです。
自分は、どのような仕事を、どのような会社でして、どのような人生をめざすのか。自分がこれまでに勉強してきたこと、得意なこと、優れたことは何か。
そして、どうして日本で働くのか、そのためのいろいろな準備は整っているのか。
などです。これはとても大切なことなので、別ページでさらに詳しくご説明します。

自己分析について

企業研究(情報収集)

インターネットや留学生の活動を支援する施設などで、興味のある業種や職種を考え、調べ、どのような企業が採用活動を行っているのか調べます。各企業の会社概要、募集要項、職種、代表者の考え方、社員の方のコメントなどもよく確認して、よく比較・検討しましょう。
企業によっては、同じ大学の先輩から話を聞くことができる場を設けてくれる場合もあります(OB訪問、OG訪問)。学校の就職部で、自分が希望する企業に勤めている先輩の連絡先を教えてもらい、連絡をとれる場合もあるでしょう。実際に働く先輩たちのいろいろな話は、とても勉強になると思いますので、機会があれば積極的に取り組みましょう。
そして、この場面で強い味方になるのが「リュウカツ」です。さまざまな企業情報を掲載していますので、どうぞご活用ください。

資料請求

企業情報を集めたら、その中で興味、関心をもった企業にアプローチします。採用活動のために会社案内パンフレットなどの各種資料を用意し、就職希望者に配布している企業が数多くあります。各企業のホームページから問い合わせる、または、各企業に電話をかけて請求方法を確認するとよいでしょう。
この時、エントリーシートの提出を求められることがあります。エントリーシートとは、簡単な自己紹介などを記入する書類で、企業側が就職を希望している学生、関心がある学生の情報を管理、確認するために提出させるものです。資料請求時に求められたり、応募時に、履歴書などと一緒に提出を求める企業が多いようです。
各企業が独自の質問事項を設けたフォーマットを用意していることもありますので、エントリーシートについては各企業に確認してみましょう。

就職イベントへの参加

人材を募集している企業の多くは会社説明会やセミナーなどの就職イベントを開催しています。人事担当者や先輩社員の声を、直接聞くことができる貴重な機会ですので、積極的に参加することをお薦めします。
就職イベントは、多くの企業が参加する合同説明会から、各企業が個別に開催する説明会まで、いろいろあります。インターネットなどでよく調べて情報を収集しましょう。
【企業説明会】
https://ryugakusei.com/wp/session/
【就活セミナー】
https://ryugakusei.com/wp/seminar/

希望する企業を選び、履歴書を作成

さまざまな方法で集めた企業情報を確認し、よく考え、応募を希望する企業を選びます。最初はあまり少なく絞り込まず、いろいろな可能性も考え、少しでも関心があるところも含め、多めに選んでおきます。
履歴書は、選んだ企業それぞれに、自分の思いや考え方、なぜその企業で働きたいかなどをしっかり伝えられるよう、書きましょう。
履歴書の用紙は文房具店や学校の購買部などで販売されていますが、最初にいらない紙に下書きをして、書くことをまとめてから、正式な用紙に書くのがよいでしょう。履歴書の作成方法は、詳しくまとめていますので、こちらを参考にしていください。

履歴書の書き方

希望する企業への応募

作成した履歴書を、希望の企業に送付するなどして、応募します。
応募に必要な書類など、応募方法は、企業によって異なりますので、よく確認してから、応募しましょう。

企業での選考方法

選考方法は各企業によってさまざまです。
一般的には、書類選考(履歴書やエントリーシートによる選考)、筆記試験(一般常識や学力を問う試験、適正を判定する試験など)、面接(一次面接、二次面接、役員面接など)が行われます。
書類選考、筆記試験で、一次選考を行い、その選考に合格した人だけが、面接などの二次選考に進む、といった流れになります。
選考方法、面接時の注意点などを詳しくまとめてあります。こちらを参考してください。

面接の受け方

採用内定通知

企業が選考を行い、合格すると、電話や手紙、メールなどで連絡が入ります。その時点では、「採用内定」という言葉が使われます。「内定」とは「内々で決まる」という意味ですが、この「採用内定」を労働者側が承諾すれば、正式に労働契約は成立します。このため、内定を承諾するときは、不明点、入社後の待遇など、すべてよく確認し、理解してからにしましょう。
採用内定については、「内定取り消し」などもありますので、企業からの連絡に注意したり、内定後も言動には十分に気を付けましょう。一方で、諸事情によりその企業で働けなくなったなど「内定を辞退」することもできます。その際は、速やかに企業に連絡を入れましょう。

※「内定」は、日本の法律に関連した表現で、学生が卒業前に、卒業後の労働を前提とする「採用内定」で企業と労働契約を結ぶことです。

採用内定から入社まで

各企業によって異なりますが、採用内定から入社までには、内定式があったり、研修があったり、企業ごとにさまざまなかたちで、入社までの準備を行います。そこで、一緒に入社する仲間にも出会えます。
体調を整え、気持ちも準備して、ぜひ日本の企業で活躍してください!

在留資格について

留学生のみなさんが日本で就労することになった場合、現在の「留学」という在留資格を就労可能な在留資格「技術・人文知識・国際業務」等に変更することが必要となります。
これらの在留資格に該当しない職業に就くことは認められていませんので、各募集企業の人事担当者によく確認してください。なお、在留資格期限は1年、3年、5年で更新となります。

自己分析の仕方

自分自身の気持ち、考えを整理し、
就職に関する希望を明確にしよう。

就職したい企業が見つかったとしても、働く意志や自分のセールスポイント(勉強してきたこと、習得したもの、得意なこと、性格など)をきちんとアピールできなければ、なかなか採用してはもらえません。就職活動をはじめる前に自分自身を振り返り、面接で胸を張って「私は、こういう人間です」「こんな仕事をしたいのです」「こんな知識で御社に貢献できると思います」と語れるよう準備をしておきましょう。

就職の目的やビジョンを明確にしよう

なぜ日本の企業に就職したいのか、入社してどんな仕事をしたいのか、将来 (3年後、5年後、10年後) どのような社会人になっていたいのかなど、就職の目的やビジョンを具体的に語れるように頭の中を整理しましょう。
専門分野を語れるようになろう
面接で「何を勉強してきましたか?」と聞かれた時に、出身大学と学部名・学課名を答えるだけでは不十分です。どんな分野の勉強をし、何を身につけてきたのか、できるだけ具体的に説明できるようにしておきましょう。
たとえばゼミで取り組んできた研究テーマや卒業論文の内容などを伝えることも良いでしょう。

日本語を見直そう

多くの企業で、入社後のコミュニケーションは日本語で行うことが求められます。正しい言葉づかいで会話ができているか、日頃からチェックしておきましょう。
例えば、「あいさつは、きちんとできているか」「日本語らしい言い回しでコミュニケーションできているか」「相手や場面に応じた日本語が使えているか(目上の人に対する敬語など)」「若者ことばやアルバイト先の用語などが口癖になっていないか」などをチェックしてみましょう。

社会人としてのルール、マナーを理解しよう

どんなに能力が高くても、社会人としてのルール(規則)やマナー(礼儀)が守れない人材は、日本の企業には受け入れられません。
「無断で欠勤しない」「内部機密を外部に絶対漏らさない(親しい友人でもダメ)」「清潔感のある服装や髪型を心がける」「公私をしっかりと区別する」など、さまざまなルールやマナーを理解し、普段からアルバイトなどの機会を通じて少しずつ身につけておきましょう。

応募したい企業について研究しよう

企業を事業内容や企業規模、待遇などの面から判断するだけではなく、さらに踏み込んで、企業経営に対する考え方や成長性、社風などについても研究してみましょう。
そうするうちに、「この会社で自分の力を生かしたい」「この人たちと一緒に頑張りたい」という気持ちが明確になってくると思います。
情報収集の手段としては、インターネットで企業のサイトを見る、就職イベント(セミナーなど)に参加する、日本で働いている外国人の先輩に話を聞く(SNSやOB・OG訪問)……など、さまざまな方法があります。

履歴書の書き方

採用されるような履歴書を用意しましょう。

履歴書は学歴や職歴、取得している資格・免許などを伝えるための書類です。書き方や内容で人物像が判断されるケースも少なくありません。正確に記入することはもちろん、分かりやすく丁寧に記入することを心がけましょう。

準備

履歴書の用紙は文房具店や学校の購買部、コンビニエンスストアなどで販売されています。一般用(学校を卒業して初めて就職する学生向け=新卒者向け)の他に、転職者用やアルバイト・パート用などもありますので購入の際には注意しましょう。
複数の企業に応募する場合は、各企業にそれぞれ履歴書を提出することになります。その際、コピー(複写)は行わず、1通ずつ各企業に向けた内容をよく考えて作成することが大切です。
履歴書に記入する際は黒いボールペンを使用します。記入に間違いがあった場合は、修正液や字消し線による修正をおこなわず、新しい用紙に記入し直します。事前に別の紙に下書きをしたり、鉛筆で下書きをしてから、清書すると良いでしょう。
※最近は、電子ファイルで作成する履歴書が一般的です。文字の書き方も見る企業では、手書きの履歴書の提出を求めることがあります。電子ファイルと手書きの作成、どちらがよいのか、確認しましょう。

履歴書サンプルのダウンロード

左面の記入・作成

  1. 日付
    提出する企業に持参する場合は当日の日付を、郵送する場合は履歴書を投函する日の日付を記入します。
  2. 写真
    指定の寸法にきれいにカットし、油性ペンなどで裏面に氏名を書いてから、傾かないようにのりで貼り付けます。
  3. ふりがな(フリガナ)
    「ふりがな」と書かれている場合は平仮名で、「フリガナ」と書かれている場合は片仮名で記入します。
  4. 氏名
    フルネームを正確な文字で記入します。
  5. 現住所・連絡先
    都道府県から記入し、アパートやマンションの名称・部屋番号も省略せずに記入します。ふりがな(フリガナ)は漢字の部分にだけ書けばよいでしょう。
    ※連絡先は、現住所以外に連絡を希望する場合のみ記入します。
    履歴書 左面の記入・作成
  6. 学歴
    1行名に「学歴」と記入した上で2 行目に高校卒業の入学年月・卒業年月を記入します。
    大学・短大・専門学校については学部・学科・専攻も記入します。現在在学中の場合は、最終行に卒業予定年月を記入した上で、「○○大学○○学部○○学科卒業見込み」などのように記入します。
    ※学校名などは省略せずに記入します。
  7. 職歴
    新卒者の場合など、ない場合は、空欄のままにしておきます。
    アピールになるのであればアルバイトやインターンシップの経験を記入しても良いでしょう。その場合、1行目に「職歴」と記入した上で2 行目以降に内容を記入します。
  8. 賞罰
    1 行目に「賞罰」と記入した上で2行目以降に内容を記入します。特に記載する項目がない場合は「なし」と記入してください。
    ※「賞」は国・州・県レベル、あるいは社会的に認められた権威のある賞や奨学金の受賞歴を記入します。

右面の記入・作成

  1. 免許・資格
    持っている免許・資格の正式名称を取得年月順に記入します。数が多い場合は仕事に関係のあるものを抜粋して記載します。なお、取得を目指して勉強中のものがあれば、その旨を記入しても構いません。
  2. 特技・趣味・得意科目等
    自分らしさをアピールするために必要な内容です。「特になし」などとせず、必ず記入しましょう。仕事に関係ないものでも構いません。 特技の場合は経験年数などを書くのも良いでしょう。「読書」「旅行」などといった一般的な趣味の場合でも、「読書(特に日本の歴史に関するもの)」「旅行(ローカル線と路線バスで全国各地を旅すること)」などと言葉を加えると、より担当者にあなたの印象が伝わるでしょう。
  3. 志望の動機
    「その企業の何に魅力を感じて応募したのか」「自分は、その企業に対してどのように貢献できるのか」「どんな知識や経験を生かして、どんな仕事をしたいのか」を自分の言葉で、できるだけ具体的に書きます。履歴書の中でも最も重要な項目です。リュウカツのセミナーを受講するなどして、よく準備して書きましょう。
  4. 本人希望欄
    自分のやりたい仕事が明確な場合は、その意志を伝えるために希望職種を記入すると良いでしょう。給料・福利厚生・勤務地などの諸条件については、どうしても譲れない場合以外は記入を控えます。特に記入する項目がない場合は空欄にせず「御社規定に準じます」と書きます。

提出の前に

誤字・脱字や不適切な言葉がないか、フォントが統一されているか、文字数が適切かなどよく確認しましょう。時間に余裕をもって作成し、できるだけ日本人の友人や学校の就職支援担当者に目を通してもらいましょう。
オンラインで提出する際は、指定のファイル形式やサイズを確認しましょう。
郵送や持参して提出する際は、鉛筆で書いた下書きをていねいに消しましょう。この場合、封筒にいれて提出しますが、封筒の表面には「株式会社○○○ 人事部 ○○樣」あるいは「株式会社○○○御中」などと提出先を記入し、さらに「履歴書在中」と封筒の表面に記入しましょう。また、封筒の裏面には自分の氏名・住所を記入しておきます。
※「履歴書在中」のみ赤ペンで記入。その他は黒いペンで記入します。

履歴書サンプル

履歴書サンプル

履歴書サンプルのダウンロード

下記リンクより必要なファイルをダウンロードしてお使いください。

職務経歴書サンプル

職務経歴書サンプルのダウンロード

下記リンクより必要なファイルをダウンロードしてお使いください。

面接の受け方

自分自身をよく知ってもらい、理解してもらう。
普段どおりの自分で、心を落ち着かせて、面接に臨もう。

面接は応募する企業のことをよく理解するための場でもあり、あなたのことを企業の担当者の方にしっかり伝えるための場でもあります。事前に、予想される質問などを考えてシミュレーションし、なるべくスムーズに会話ができるよう準備し、心を落ち着かせて臨みましょう。

事前の準備

服装

男女とも就職活動用の、黒、紺、グレーなどのスーツを着るのが良いでしょう。派手な色や形のものは避けたほうが良いです。クリーニングに出すか、またはアイロンをかけておきましょう。靴はきれいに磨いておきます。なお、女性はヒールの低い靴を履きましょう。

身だしなみ

清潔感のあるヘアスタイルを心がけます。長髪の女性は、髪をまとめたほうが良いでしょう。フケや寝ぐせにも注意してください。アクセサリー、派手な化粧、強い香水などは控えましょう。

提出書類の準備

多くの企業では面接の過程で成績証明書の提出が求められます。確実に提出期限に間に合うよう、早めに学校に発行を依頼しておきましょう。

企業情報の整理

面接を受ける企業について、インターネットや情報誌などで分かる範囲で下調べをしておきましょう(会社の沿革、業界におけるポジション、代表的な製品、経営者のプロフィールなど)。さまざまな企業情報が頭に入っていれば、面接でも会話がスムーズに運ぶはずです。

履歴書やエントリーシートの見直し

多くの場合、面接官は履歴書やエントリーシートに書かれている内容について質問をしてきます。あらかじめ自分で書いた内容を読み直し、いろいろと質問をされても答えられるように準備しておきましょう。

面接のシミュレーション

特に質問されることの多い項目をピックアップしました。自分ならどのように答えるか考えておきましょう。

    • なぜ日本に留学したのですか?
    • なぜ日本で働きたいのですか?
    • 当社のどのようなところに興味を持ちましたか?
    • 当社の商品(サービス)について、どう思いますか?
    • 入社したら、どんな仕事をしたいですか?
    • 日本で、いつまで働きたいと考えていますか?
    • 学生時代、最も熱中したことは何ですか?
    • 他に応募している企業がありますか?

日時と交通手段の確認

面接の日時と場所をしっかりと確認し、時間に余裕を持って到着できるよう交通手段や所要時間を調べておきましょう。遅刻は厳禁です。

持ち物の用意

提出書類など、忘れ物がないよう充分に確認しましょう。先方からの指示がなくても筆記用具は持参しましょう。

当日の注意点

受付

面接会場には遅くとも約束の10分前までには到着するよう心がけましょう。受付では学校名と氏名をハッキリと伝えます。履歴書などの書類を提出する場合は、相手が文字を読める向きにして(自分側から見たら逆さま)、にして渡しましょう。

控え室

控え室では私語を慎み、静かに順番を待ちます。帽子やコートは脱ぎ、携帯電話の電源は切っておきましょう。名前を呼ばれたら「はい」とハッキリ返事をして面接室に向かいます。

入室から着席まで

ドアを2回か3回、軽くノックします。面接官から「どうぞ」と言われたら「失礼いたします」と言ってドアを開け、軽く会釈して入室します。
入室したらドアに向き直り、ノブに手を添えて静かに閉めましょう。
面接官の前まで進み、立ったままで一礼して「○○出身、○○大学○○学部の○○と申します。よろしくお願いいたします」と挨拶をします。

「どうぞお座りください(おかけください)」と言われてから静かに着席します。この時、背もたれに寄りかららないよう注意しましょう。手荷物は椅子の脇の床に置きます。
なお、企業の担当者様が名刺を出された場合は立った状態で両手で受け取ります。受け取る際は「頂戴いたします」または「ありがとうございます」と言いましょう。

面接中の注意

面接中は姿勢や表情に気を配りましょう。背筋を伸ばしてあごを引き、明るい表情で面接官のほうに視線を向けながら話します。相手が聞き取りやすいよう、適度な声の大きさで、ゆっくり分かりやすく話しましょう。語尾も曖昧にせず、ハッキリと聞き取れるように話します。

面接での受け答え

面接官からの質問に対しては、焦点を絞って分かりやすく話すよう心がけます。
具体的なエピソードを交えて話すと理解してもらいやすくなります。なお、1つの話題について長々と話し過ぎないよう注意しましょう。

過度な自己主張や、知らないのに知っているようなふりをすることなどは、印象を悪くします。質問の意味が分からない時は「すみませんが、もう一度お願いします」と正直に言いましょう。

面接の終了時

面接官から「何か質問がありますか」と聞かれた場合、面接を通じて気になった点や下調べの時に気になっていた点を質問します。説明をしていただいたら「分かりました。ありがとうございました」とお礼を言いましょう。

退室

面接の終了を告げられたら立ち上がり、椅子の脇で「本日は、ありがとうございました」と丁寧に一礼します。その後、床の荷物を取ってドアに向かいます。ドアを開けたら退室する前に面接官の方を向き、「失礼いたします」と軽く会釈をした上で室外に出ます。退室後はドアを静かに丁寧に閉めましょう。

リンク集

ビザ・行政関連

外国人在留支援センター(FRESC/フレスク)
日本で暮らし、活躍する外国人の在留支援を行う窓口です。
東京外国人雇用サービスセンター
事業主に対する外国人雇用の情報提供、援助などを専門的に行う厚生労働省所管の公共職業安定機関です。

資格取得

BJTビジネス日本語能力テスト(旧ジェトロテスト)
BJTは日本政府・経済団体(外務省・経済産業省ほか多数)が後援している認定試験です。国内外の多くの日本語人材を求める企業がBJTの結果を採用人事評価指標に活用しています。多くの方が、就職・転職に有利と考え、BJTを受験しています。
日本語能力試験
日本語を母語としない方を対象として、日本語能力を測定し、認定することを目的とした試験です。日本では財団法人日本国際教育支援協会が、海外では国際交流基金(台湾では、財団法人交流協会)が現地機関の協力を得て実施します。
この試験は毎年一回行われており、2007年の実施で24回目となった歴史ある試験です。受験地も、日本国内20都道府県・海外46の国・地域、127都市で実施し、受験者は全世界で約43万人もいる、海外でも最も広く認知されている日本語の試験です。

情報関連

出入国在留管理庁
入国、在留資格、就労資格などの各種手続きについて書いてあります。
外務省
パスポート、ビザについての記載があります。